展覧会レビュー

陶芸家 広瀬友美 ・ 大野裕之の二人展 「青と黒の器」 が11月10日−25日の16日間、
  岐阜市明徳町のART GALLERY 水無月にて開催されました。
  その時の様子を広瀬友美の作品を中心に掲載します。
   
広瀬友美陶芸作品1inギャラリー水無月
<写真a> すず音 / 広瀬友美作
この作品は手にとって初めてその作品の名前の意味が分かる。
どこからともなく聞こえてくるそのやさしい鈴の音はとてもやわらかく、心地いい。
   
広瀬友美陶芸作品2inギャラリー水無月
<写真b> 山際清々壺(やまぎわせいせいこ) 〜富士山に魅せられて〜 / 広瀬友美作
この作品は作者が富士山に登った際に感じた心を具現化した作品。
壺の表面の無数の穴が富士山の山肌を表し、冴えきった空気、
そして澄み渡る富士の空がその色に良く現れている。
   
<写真c> 何気なく壺のなかにフラッシュをあててみた。
まるでそこには、富士に登った人だけが味わえる満天の星空があるようだった。
   
広瀬友美陶芸作品3inギャラリー水無月
  
彼女に、作品への思いを語ってもらった。
「今回の作品展は今までの集大成であり、これからへの糸口。
水の流れのように、淀むことなくずっと澄んだ状態でいたいという気持ちで製作した。
目で見て、使って楽しめる器をこれからもつくっていきたい。」

彼女の思いを受けて、作品たちはこの世にうまれた。
まちがいなく、その澄んだ心は作品たちの中に息づいている。
地上に湧き出た美しい水がその流れを絶やすことなく、淀むことなく、せせらぎから一つの川となり、 海へたどりつき、そしてまた、雨となって、地に還るように、 廣瀬友美と彼女の作り出す器のなかにある美しい水が、永遠に尽きることの無いことを強く願う。
<本文・撮影 : 高橋美紀
   
「青と黒の器」 廣瀬友美・大野裕之二人展
<会期>2007年11月10日(土)−25日(日)
<時間>AM10:00-PM6:00(最終日はPM5:00まで)
<会場>ART GALLERY 水無月(アート・ギャラリー・水無月)
      〒500-8813 岐阜市明徳町5
      TEL/FAX 058-263-2450

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