僕の20代前半は “自分の力だけで何かを成し遂げたい” “0から何かを創りあげたい” そんなことをずっと考えていました。 でもそれが何なのかわからないまま、混沌とした時間を過ごしていました。
しかし、そんな自分に転機が訪れました。
軽い気持ちで通い始めたシルバーアクセの学校でジュエリー作りに打ち込んでいると、
“すごい楽しい” という思いと同時に
“これならプロとして頑張っていけるじゃないか!” という根拠のない自信が沸いてくるようになりました。
恐らくその時期に、『Good Luck(グッドラック)』(アレックス・ロビラ著)
を読んだことも、僕を前向きにさせたのだと思います。
次の春には、ジュエリーデザイナーになることを決心し、タイへと旅立ちました。
なぜ修行先にタイを選んだか、大きな理由はありません。
ただ、シルバーアクセサリー生産量世界一位のタイに行けば
何かに出会えるのではないかという単純な期待はありました。
右も左も分からない、言葉も話せないタイに実際行ってみて、最初は苦労の連続でした。 しかし、多くの優しい人との出会いや助けによって ジュエリーの生産工場で働く機会を得ることができました。 そこでタイ人と一緒に働きながら 技術面だけでなく、自分の感性も磨くことができました。
今は日本に戻り 『真』 というオリジナルブランドを展開しています。
創ることが楽しいという思いは変わりませんが、
“自分には自分にしか創れないジュエリーを創り続ける使命がある”と感じるようになりました。
最終目標は “誰かに目指してもらえるようなジュエリーデザイナーになること”。
それは、単に作家としてではなく、一人の人間として、自分の生き方・姿に共感してもらえるよう
一生懸命生きていきたいという願いを込めています。
この目標に向かって、これからも自分にしか創ることのできないジュエリーを創り続けたいと思います。

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